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web制作会社はブラック企業が多いって本当!?

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目次

 

皆さんにとってのブラック企業の定義とはなんでしょうか?

人によってブラック企業の定義はさまざまだと思いますが、概ね以下のものでないでしょうか。

 

・労働時間が長い
サービス残業が多い
・休日がない
・人間関係が最悪
・安月給

 

色々な情報を調査して見ましたが、大体がこのよう職場環境が一般的にブラック企業と呼ばれています。
中には1つではなく、複数該当していたりすると思います。

 

どうでしょうか、皆さんが思われているブラック企業のイメージと合致していますでしょうか。

 

私が勤めていた上場企業も、今思うとブラック企業だったんだな・・・と思う次第です(^_^;)

 

さて、本題に入ります!

ブラック企業が多い業界として有名なIT業界

 

その中でも、離職率が極めて高いのがweb 制作会社です。

いわゆる前述したブラック企業が非常に多い企業となります。

 

なぜweb 制作会社はブラック企業が多いのか。
その理由からまずはご紹介します。

 

 

web 制作会社がブラック企業となる理由

web 制作会社と聞くと、「華やかそう」なんてイメージを持たれるかもしれません。


または、その中で働く人でweb デザイナーと聞くと「クリエイティブな仕事はカッコいい!」とも思われるかもしれませんが、実際の現場はそこまでキラキラしていません。

 

web 制作会社がブラック企業として選ばれるのには理由があります。
その主な理由は以下となります。

 

・労働時間が長い
・休みがない

 

前述した一般的なブラック企業の定義とも合致していて、見事なまでにブラック企業です(笑)

 

これらには会社側が取り決めたあるカラクリやweb 制作会社の性質上、起きてしまうことが原因があります。

 

それについて詳しくご紹介していきます。

 

 

裁量労働制長時間労働を生む

web 制作会社で長時間労働となってしまう原因は残業の考え方が裁量労働制だからと言えます。


裁量労働制はいわゆるみなし残業を指します。
裁量労働制は実際の労働時間とは関係なく、あらかじめ定めた働いた時間が設定され、それをもとに残業代が支払われます

 

簡単に言えば、いくら働いても、会社側で残業時間が設定されているため、残業代が増えるわけではありません。
残業時間があらかじめ定められているので、当然ながら一人当たりの残業代もあらかじめ決まっています

なので、いくら頑張って残業しても、定時で帰る社員と給料はもらえます。

 

つまり、給与面だけ考えれば、残業すればするほど損をすることになります。


逆に極端な話をすれば、残業時間がゼロとなれば、残業していないのに、まるまる残業代をもらえることができます。

定時で帰れば、残業代は得し、遅くまで残ると損をするということです。

 

はっきり言って、web 制作会社で定時で帰れるような企業はありません

 

私が勤めていた企業は上場企業で、メイン事業は基幹システムの開発・販売をしており、web 事業部は小規模でした。
年末年始やお盆には10連休あり、土日祝は休み、誕生日休暇がありました。

これだけ整えている企業であっても、定時で帰れたことはありません

 

私の場合は朝7時に出社して、夜12時に帰るサイクルの働き方でした。

本来の就業時間は9時〜18時です。
それ以外は裁量労働制により、どれだけ働いても残業代として支払われるのは月2万円でした。

朝と夜の残業時間で計算すると、160時間以上の残業となります。

これがweb 制作会社の現実です。

 

アルバイトの時給が仮に850円とすると、850円✖️8時間✖️20営業日✖️12ヶ月で計算すると、年間約160万円以上となります。

それが月2万円✖️12ヶ月で年間24万円です。

その差は年間136万円以上となります。

 

サラリーマンにとっては大きな差だとは思いませんか?

もちろん保険料がなんとかかんとかってありますが、それでもこの差は大きいと思います。

 

これを「働いてる割には安月給だ!」と言われる方は、昇給するか転職するしかありません。

 

人間関係や仕事量と違って給料の問題は会社として決めていることであるため、そうそう自分が思っている給料が支払われることはありません。

 

安月給をブラック企業とされているのであれば、給料が高い企業への就職・転職をオススメします。

私の場合はその当時、安月給とはおもわず、やりたい仕事ができていたので、がむしゃらに働くことだけを考えていました。

 

その結果、先ほどは土日祝が休みと言いましたが、会社的な休みはそうでも、私は土曜日は出て、仕事を処理していること多々ありました。
私自身はこれをブラック企業だとは思いませんでした。

 

ただ、今思えば、世間的にはこれがブラック企業と呼ばれる企業だったんだなと思いました(^_^;)

 

話を戻しますが、裁量労働制はweb 制作会社であれば、恐らくほとんどの企業が採用されているのではないでしょうか。

 

どうしても残業が多くなる仕事なので、18時以降残業代を時間単位で支給される企業は非常に稀だと思います。

 

裁量労働制は会社にとってメリットは大きいです。
無駄に残業する社員に残業代を支払わずに済む、残業代の支給額を固定できるので最小限にできるなるど経費をある程度制御することが大きなメリットです。

 

社員にメリットはほとんどありません

 

定時に帰ることができればメリットですが、そんなweb 制作会社はほとんどないので、メリットはない思っておきましょう。

 

ということで、裁量労働制は会社側が残業時間を気にする必要がないので、社員に対しては「早く帰れ」よりも「仕事が終わるまで帰るな」といった文化ぎ根付いてしまうのです。

 

 

納期前の追い込みが休日を奪う

先ほど、私の実体験で土曜日に出るときもあるとお伝えしましたが、その原因は「納期」というプレッシャーにあります。

 

web 制作会社は主にホームページを制作するのですが、初回訪問からリリーズまでは大体1ヶ月半〜2ヶ月ほどかかります。

非常に短いスパンです。

 

またシステム案件と違って1件あたり50万円〜200万円の規模となるため、件数も多く取らなければ、企業全体の売上に貢献できません。

 

なので、必然的に納期スパンが短い案件が多くなり、その結果、常に納期に追われるようになります

 

web サイト制作では、特にECサイトにもなると、納期遅延がクライアントの売上に直接影響を与えるため、必ず間に合わせなければなりません。

 

その緊張感の中、複数の案件を掛け持つことになるので、1日の働く時間が長くなり、場合によっては休日返上で仕事をこなしていくとが必要となります。

 

この緊張感に耐えられない人は、ストレスが溜まり、鬱病にもなる人がいます。

web 制作会社では、残業が多い、休日がないというのは、この案件の納期もあるからなのです。

 

 

異常な案件数でトラブル続出

短い納期で複数案件を持つことが多いと働く時間が長くなると、前述でお伝えいたしました。

 

実はそれだけではありません。

 

複数の案件を持つことで、1つ1つの案件への注視が低くなり、クレームとなるトラブルを引き起こす率がグッと高まります

 

人は疲れが溜まり出すと、どうしても仕事をこなすことに頭が切り替わってしまい、リスクの考えが甘くなります。


また、テストする仕事においても、チェックが漏れてしまうなどが起こりがちです。

 

トラブルの対応は、うまくいっていれば本来は不要な仕事になります。

不注意によって、自ら働く時間を長くしてしまいます。

 

トラブルの対応は通常業務の約3倍の労力が必要と言われているので、本来は3分1の仕事量で終えていたものが、3倍かかり、納期へのプレッシャーもその分大きくなり、悪循環へと繋がります。

 

働く時間が長くなっているにはきちんと理由があります。

会社の制度、タスク量など切り分けて見るのもいいでしょう。

もしかすると工夫次第で働く時間がグッと減り、負担が大きく軽減されることもあると思います。

 

その結果、トラブルとなる事象に対して事前に手を打てたり、テストの質も上げることができます。

 

全ては繋がっています。

 

 

ストレスフルな環境で、web 制作会社での離職率が増加

これまでご紹介してきたように、web 制作会社はかなりハードな職業となります。

 

もちろん、技術的なものや知識は必要にはなりますが、それらは後からでも覚えることができます。

 

しかし、本当に必要なのは体力です。
体力というのは身体的なものと精神的なものどちらも指します

 

技術力や知識は十分にある人も、体力がなくて3ヶ月経つと辞めるといった人を、私自身何人も見てきました。

 

特にストレスへの耐性がないと、とてもweb 制作会社では務まらないです。

 

前述した通り、案件の数、働く時間の長さ、休日の返上などに、加えて、人間関係もあるため、常にストレスとの戦いにもなります。

 

web 制作会社はこれらの要素があり、ブラック企業が比較的多い傾向にあります。

 

また、商社やメーカーに比べ、IT企業はベンチャー企業が多いことも、ブラック企業として扱われることが多い原因となっています。

 

 

ブラック企業の定義は自分次第

これまでweb 制作会社がブラック企業となる理由を、ご紹介してきました。

 

ですが、実はその企業がブラック企業であるかどうかは自分次第にもなるのです。

 

私の体験談を今回の記事でも紹介しましたが、恐らくほとんどの方が私の勤めていた企業をブラック企業というでしょうが、私はそうは思っていませんでした。

 

例え休日がなくても、その時は仕事を覚えたい、成功させたい思いで仕事をやっていたので、その環境をブラック企業だとは思っていなかったです。

 

つまり、その人が今の環境をどう感じるかでブラック企業かどうかを自分の中で決めることになります。

 

給料が安くても、休日がなくてもそこで学びたい技術があれば、何もそれに対する不満はないですし、ブラック企業飛ばして思いません。

 

大事なことはその企業が、そこで働く仕事が自分にとって有益かどうかがです。

 

そこがなく、ただただ時間を浪費するためだけに働くのであれば、恐らくどの会社もブラック企業と思われるかもしれません。

 

もちろん、無茶苦茶な企業は存在します。

 

web 制作会社は確かに一般的に言われるブラック企業が多いですが、働き方や考え方次第で、変えることはできます。

 

是非、今後の活動の参考にしていただければと思います。